国分寺跡庭園

小浜・国分寺跡

聖武天皇の勅願により741年に造営された国分寺です。奈良時代数年来の凶作と疫病の流行で困窮した人々を、神仏の加護で救いたいと丈六の釈迦像を造らせたのが始まりで、国ごとに設置された国立寺院が国分寺、国分尼寺です。

若狭の国の国分寺の伽藍は兵火ですべて焼失しましたが、昭和47年〜49年の発掘調査で、寺域218m四方を有する国分寺であったことが確認されました。

説明によりますと、現在の釈迦堂をひとまわり大きくした金堂や、塔跡、講堂、南大門、中門、参道、北方建物跡が検出されたそうです。

境内には径45メートルの大円墳もあり、塔跡からはわが国三番目の相輪も出土し、全国的にも類の無い国分寺であったそうです。現在は国の史跡公園として境内一帯が整備されうつくしい庭園となっています。蓮の時期は見事だそうです。

国分寺釈迦堂

小浜・国分寺釈迦堂

国分寺金堂跡にはひとまわり小さく釈迦堂が建てられています。宝永二年(1705)頃再建された建物で市の指定文化財になっています。屋根は茅葺の上に銅板で覆っていますが、周りの木造の部分はかなりいたんでおり、台風がきたら中の大仏さんがぬれるのではと心配される程でした。

釈迦如来坐像

小浜・丈六釈迦如来坐像 釈迦堂内に安置されている丈六釈迦如来坐像です。躯部は鎌倉時代の作で、頭部は江戸時代初期に補修、製作されたものと推定されているそうです。

像高は3.18メートルもあり、福井県で最も大きな釈迦如来で国分寺の大仏として有名だそうです。市指定文化財です。若狭おばま観光協会さんのホームページからの写真です。

 

 

薬師如来坐像

小浜・国分寺薬師如来坐像 若狭国分寺の薬師堂には本尊の薬師如来坐像が安置されております。ふくよかでほっこりする薬師如来様でした。寺伝によると春日仏師の作と伝えられていますが、鎌倉時代の特張を持っているのだそうです。

像高79.2cm、素地仏、頭部は前後2材をはいで作り、首柄で頭部と胴部を矧ぎ寄せ、胴部も前後2材を寄せて造られているそうです。

国指定重要文化財 (写真は若狭おばま観光協会さんのホームページから)

また、薬師堂内には木造釈迦如来坐像、木造阿弥陀如来坐像(どちらも市指定文化財)も安置されており、この地を訪れた皇室の方と説明していただいた住職さんと並んで写っている写真も飾られておりました。

福井県小浜市国分53-1
電話0770-56-2519
拝観料 400円 8時30分〜17時

   

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