
若狭一の宮の下社。養老五年(721)に創建され、豊玉姫命(乙姫)を祀っています。海彦、山彦の神話で知られている海上安全、海幸大漁の神様です。本殿、神門、楼門、社叢あわせて福井県指定文化財となっています。
楼門(随身門)は寛保三年(1743)の造営、中の神門(中門)は天保元年(1830)の造営です。

本殿は享和二年(1802)造営の正面3間(5.4メートル)、側面3間(5.4メートル)、向拝1間(1.8メートル)の流造桧皮葺(ながれづくりひわだぶき)の建物ですが写真には入りきれませんでした。この写真は広い境内にある能舞台かと思われる建物です。

2008年3月に訪れたのですが、まだ絵馬がおいてありました。若狭一の宮 遠敷大明神と書いてあります。
遠敷大明神とは若狭遠敷明神が魚つりをしていて奈良東大寺の「修ニ会行事」の勧請におくれ、そのお詫びとして十一面観音にお供えする閼伽水を送ることになったという逸話の中の若狭遠敷明神のことだと思います。

本殿にむかって右側に高さ18.5メートル、胸周り2.08メートル東西の枝張り11メートル、南北の枝張り11.2メートルのオガタマノキがあります。
カメラでは全体の様子が撮れなかったので、若狭おばま観光協会さんのホームページからコピーさせてもらいました。
説明によりますと、この木はもくれん科の常緑喬木で、房総半島以西の暖地亜熱帯に分布する樹木だそうです。
樹皮は暗緑色で平滑、葉は 形、光沢ある革質。春、葉液にやや紫色を帯びた白色の花を咲かせ芳香を放つそうです。
「オガタマ」の名前は、樹の枝を神前に供えて神霊を招祷(オキ)まつるところからオガタマとなったという説や小香実、つまり小香(香のこと)で、タマは実の形からきたという説などがあるそうです。
このオガタマノキは、明治になってから拝受、植裁されたそうです。
門をくぐって左手には千年杉と呼ばれる巨木がありました。
不老長寿の象徴として親しまれ、信仰の対象とされているようです。
「すごいねぇ〜」と見ていた友人の一人は帰りのタクシーの中で花粉症が出て鼻ズルズルが始まりました。
廻船問屋古河氏が寄贈した石灯籠と書いてありました。若狭姫神社の境内にあります。
ここ若狭姫神社(下社)と若狭彦神社(上社)をあわせて一の宮と言うのだそうです。私達は上社には行きませんでした。
福井県小浜市遠敷
電話0770-56-1116
拝観料 無料